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妖精の十字架・スタウロライトの奇跡

  • 執筆者の写真: dolpy
    dolpy
  • 2022年11月10日
  • 読了時間: 3分

その双子の結晶の有様に人々は歓喜し畏む~十字石・スタウロライト

  隣り合わせた錆びた鉄の色の結晶が、他のどの結晶とも違って ただふたつだけが寄り添って成長し、交わる。 60度、あるいは90度の規則は奇跡。 あるとき、石はそれを手にした人々を励まし癒やす存在になるのです。

十字石。英名はスタウロライト。 ギリシャ語の「十字架」を意味するスタウロスに由来します。 クラウン(頭)・ハート(胸)・ルート(足)のチャクラと連携しエネルギーの流れをよくするといわれます。 キリストの磔刑を知った妖精が流した涙でできているという物語もあり、「妖精の石」「妖精の涙」の異名を持ちます。 幸運のお守りとして、歴代アメリカ大統領のうち、ウィルソンとハーディングは石を携帯し、 ルーズベルトは時計のチャームにしたそうですよ。

  ストレスを和らげ依存症や鬱から解放するなんて、現代人みんな持とうぜ!みたいな話もあります。 石を形成するミネラルや質感、質量、様子が想像力をかきたて、精神に働きかけるということはきっとあると思っています。 こと、ミネラルに関しては、他記事にも述べるように、血止め、緩和、虫除けなど、古代の人々の医療や生活に作用してきたようです。 また十字という、極めて特徴的な形から白魔術の儀式にも用いられたそうです。

  鉱物的な事に関しこのスタウロライトを扱ったお店に尋ねましたら、 原石は泥質の堆積岩が広域変成作用によって生じた結晶片岩や片麻岩、アルミニウムが豊富な変成岩中に生成するそうです。 マスコバイト(白雲母)、アルマンディンガーネット(鉄礬柘榴石・てつばんざくろいし)、カイヤナイト(藍晶石)などを伴っています。 そして、動画に見られるように、キラキラした母岩について、 面はなめらかでラメを掃いたように見えるものですから、なにか処理されているのかと、不思議に思っておりました。 その答えとして、雲母片岩などの結晶片岩や片麻岩などの変成岩である母岩は白雲母がおおく、トリートメントはされていないとのことでした。

  ちなみに、60度交差よりも90度交差のほうが価値があるとされてます。 う~~ん、DOLは斜め下からものを見る質なのか、60度のほうがスタイリッシュじゃない?って、おもっちゃいました。

スタウロライト・十字石ペンダント
スタウロライト・十字石ペンダント

大地と天を表す古きシンボル、十字架

  キリストの磔刑により、シンボルである「十字架」が意味・象徴・物語を爆発的に豊かにしたことは、事実。 けれど、十字架というシンボルは、キリストのはるか以前より、洋の東西や文明の度合いにかかわらず 人が自然を表現するのにつかわれてきたものだそうです。

  横に太陽の日々の太陽の運行を、縦に冬至・夏至の太陽の高さを表すとか、 横に大地の広がりを、縦に天地の高さを示すとか、 各4点に四大元素をおき、中心に集約するとか、 逆に中心からの広がりを表現するとか、 ただ2本の直線をもって、古代の人々は自然の摂理や哲学を豊かに、そして驚くほど正確に、表現したのです!!

参考にした大修館書店の「世界シンボル大事典」では、シンボルとしての十字架の歴史を、多くの図版とともに記してあります。 世界シンボル大事典


世界シンボル大事典

  お値段、がっつりお高め。 どこか、図書館などに立ち寄ることがあれば、ちょっと覗いてみて下さい。 その後、ちょっとどころか、のめり込んで読んでしまうことも・・・あるかもしれませんよ。

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